どうも、こんにちは!サイトの運営に関わっている私たちのサイトではいつも、「射出成形金型のメンテナンス現場が抱える課題をDXで解決しよう!」という、ちょっと熱いメッセージを発信していますよね。現場の方ならきっと頷いてくれると思うんですけど、「メンテナンス記録が属人化してしまってる」「必要な情報がすぐに見つからない」「ベテランの技術をどうやって若手に伝えたらいいんだ…」みたいな悩みって、本当に尽きないじゃないですか。今日はその中から、個人的に「これ、待ったなしです」という印象ている「技術伝承」について、少し掘り下げて話してみたいなと思います。
従来の技術伝承が抱える課題
昔ながらの技術伝承って、「師匠の背中を見て覚えろ!」みたいな世界観がまだ根強くありますよね。もちろん、OJTで実践的に学ぶことの重要性は否定しません。でも、ベテランの頭の中にある"勘"とか"コツ"みたいな「暗黙知」って、言葉で説明するのが非常に難しい。それに、今はもう、一人の職人さんに何年もかけてじっくり技術を叩き込む…という時代でもなくなってきている気がします。
人がどんどん入れ替わる可能性もある中で、「あの人がいないと、もう分からない」という状況は、会社にとってものすごいリスクだと思うんです。実際に、経済産業省が出している「2019年版ものづくり白書」を見ても、技能承継が「あまりうまくいっていない」「うまくいっていない」と回答した企業が3割近くもいるのです。この数字、決して他人事じゃないなって、背筋が伸びる思いがします。
情報を「カタチ」にして残す
じゃあ、どうすればいいんだろう?って考えたときに、いつも行き着く答えは、やっぱり「情報を"カタチ"にして、いつでも誰でも見られるようにする」ことなんです。
例えば、金型のメンテナンスをしたときに、ベテランさんが「今回はここの摩耗が激しかったから、次も注意した方がいいな」と感じたとします。その"気づき"を、写真と一緒にスマホでパッと記録して、金型に紐づけておく。たったそれだけのことなんですけど、これが後からものすごい価値を持つと思うのです。
- メンテナンス記録を写真付きでデジタル化
- 金型ごとに履歴を紐づけて管理
- ベテランの「気づき」をテキストで残す
- いつでも誰でも過去の記録を参照可能に
次に同じ金型を触る若手の人は、その記録を見て「なるほど、前回はここがポイントだったのか」って予習ができる。これって、ただ作業手順を教わるより、ずっと深い学びにつながるはずです。ベテランの知見が、個人のスキルから組織の「資産」に変わる瞬間です。私たちがこのサイトを通じて伝えたいのは、まさにこういう未来の現場の姿なんです。
記録から予知保全へ
そして、この「記録を残す」という一歩は、守りの技術伝承だけじゃ終わらない可能性を秘めていると確信しています。蓄積されたメンテナンスのデータって、いわば現場の"ビッグデータ"じゃないですか。これを分析すれば、「このタイプの金型は、大体5000ショットくらいでこの部品が摩耗しがちだ」みたいな傾向が見えてくるかもしれない。
そしたら、壊れる前にメンテナンスする「予知保全」が実現できて、生産ラインが止まるリスクをぐっと減らせますよね。これって、もはや「攻めのデータ活用」です。技術をただ伝えるだけじゃなくて、データを使って未来を予測し、より良いものづくりに繋げていく。そんなワクワクしますうな世界が、日々の小さな記録の積み重ねの先にあるんだと思うと、なんだか楽しくなってきませんか?
まとめ
技術伝承の課題は待ったなしの状況ですが、DXの力を借りれば解決の糸口は見えてきます。大切なのは、最初から完璧を目指すのではなく、まずは「記録を残す」という小さな一歩を踏み出すこと。その積み重ねが、やがて組織の大きな資産となり、さらには予知保全という新しい価値を生み出していく。皆さんの現場では、どんな工夫をしていますか?ぜひ、僕にも教えてほしいです。